「びっくりドンキー」、輸入遅延し一時販売休止のポテト製品を6割の店舗で順次再開へ

「びっくりドンキー」、輸入遅延し一時販売休止のポテト製品を6割の店舗で順次再開へ

原材料を一定量確保、残り4割は1カ月程度延長

ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開するアレフ(札幌市)は1月31日、販売を同14日から全338店舗で一時休止していたフライドポテトなどのポテト製品に関し、2月1日から208店舗で順次販売を再開すると発表した。

原材料のポテトをベルギーから調達しているが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な物流の混乱により輸入の船便が大幅に遅延、販売休止に追い込まれていた。その後、一定量の原材料を確保できたため、約6割の店舗で再開することにした。

ただ、輸入の船便が経由する韓国の釜山港、シンガポール港で貨物が滞留し混雑が悪化しているのに加え、コロナ禍による海外加工場の稼働率低下、コンテナ不足によるベルギー・アントワープ港の積み込み作業遅れなども発生し、予定の船便到着が遅れているため、残る130店舗については2月1日から1カ月程度をめどに、販売休止を延長することを決めた。

(藤原秀行)

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