2温度帯対応可能、高度な物流サービスレベルをアピール
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は2月3日、グループのNXスペインが1月24日を発効日として、バルセロナ=エル・プラット国際空港近郊の自社倉庫内で、医薬品の一時保管や輸出入通関、フォワーディング業務(航空・海運)に関し、カタルーニャ州保健省から医薬品の適正な流通に関するWDA(Wholesale Distributor Authorization)、GDP(Good Distribution Practice)の両認証を取得したと発表した。
スペインは、欧州域内でも有数のジェネリック医薬品の製造拠点となっており、特にバルセロナを中心とするカタルーニャ州は、スペインの5大製薬メーカー発祥の地。昨今は日本のライフサイエンス企業の進出も目立つ。
NXスペインはバルセロナ国際空港に隣接する自社倉庫内に2~8℃(冷蔵)、15~25℃(定温)の2温度帯に対応可能な医薬品専用温調施設(72平方メートル)を完備。一時保管業務と輸出入通関を組み合わせることで、顧客のニーズに合わせた国際温度管理輸送サービスを提供する計画。両認証の取得で高度な物流サービス提供をアピールしていきたい考えだ。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)