日本郵便とヤフーが「非対面・非接触」ニーズに対応
ヤフーと日本郵便は2月3日、ヤフーのインターネットオークション「ヤフオク!」とフリーマーケットアプリ「PayPayフリマ」に関し、両社が連携して提供している配送サービス「おてがる配送(日本郵便)」で落札・購入された商品を郵便ポストから手軽に発送できる「ゆうパケットポスト」の提供を順次開始すると発表した。
ヤフオク!は2月3日、PayPayフリマは2月7日にそれぞれスタートする。
新サービスのユーザーは発送用シールと専用箱のいずれかを購入し、二次元コードをヤフオク!、PayPayフリマのアプリで読み取れば発送手続きが完了する。出品者と購入者が匿名でやりとりできる上、商品の追跡サービスにも対応しているため、安心して取引することが可能。
購入者の自宅ポストに届くことから受け取りに関する負荷が削減できると見込む。新型コロナウイルスの感染拡大で非接触・非対面の受け取りへのニーズが高まっているのに対応。宅配の不在配達削減も目指す。
発送用シールは郵便局で20枚入り100円、ローソン店舗で10枚入り75円などで購入可能。専用箱は郵便局やローソン店舗で、1箱65円で取り扱っている(税込み)。総量はヤフオク!の場合、出品者負担が175円、落札者負担が210円。PayPayフリマは出品者のみ175円が必要。
両社は2017年6月、宛名書き不要で料金も割安な配送サービスの提供を開始するなど、協力関係にある。
(両社プレスリリースより引用)
(藤原秀行)