AIが需要予測、効率的なサプライチェーン運用に必要な計画提案
NTTロジスコは2月9日、荷主企業の発注補充業務における業務プロセス見直しから日常の発注補充の運用代行、および継続的な改善をサポートする「発注補充ソリューション」の提供を開始したと発表した。
新たなソリューションは、データドリブンの仕組みを構築し、発注補充業務の運用を代行。AIによる需要予測を行い、BCP対応などの方針を踏まえた在庫配置計画を立案、効率的なサプライチェーンの運用に必要な発注補充計画を提案するのが特徴だ。
※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
特徴・導入メリット
①発注補充業務の方針策定から運用までトータルでサポート
発注補充業務のプロセス見直しやシステム導入に加え、在庫方針や発注補充方針の策定サポート、日常的な発注補充量の提案、継続的な改善までトータルで提供。ノウハウの属人化を解消し、運用の省人化を実現。
②SCPシステム※による業務サポート
AIを活用し、需要に影響する様々な要因を考慮した需要予測を行い、物流拠点や店舗・事業所等、多段階でのサプライネットワーク全体の在庫最適化を実現する発注補充計画を提案。システムを活用することで計画策定時間を短縮し、計画サイクルの見直しも可能。
※Supply Chain Planningシステム。需要予測し、方針に基づいてサプライチェーンの各工程で最適な在庫計画や発注・補充計画を作成する
③発注補充業務の専門家集団による運用代行
約30年にわたりNTTグループ内外の様々な業種の発注補充業務を担ってきた専門チームに委託することにより、コア業務へのリソース集中が可能となる。
④円滑な物流業務実行に向けた連携
サプライヤーや物流拠点との発注補充計画の共有、サプライヤーとの納期・分納調整など、円滑な物流業務の実行に向けてサポート。3PLと合わせて委託することで、発注補充計画との緻密な連携が可能となり、精度の高い配送計画や作業計画を実現し、効率的な物流オペレーションを提供。
(NTTロジスコ提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)