オカムラ、中国・杭州のフォークリフトメーカーと合弁

オカムラ、中国・杭州のフォークリフトメーカーと合弁

自動倉庫やコンベアなど取り扱い、海外の物流システム事業成長目指す

オカムラは2月28日、中国・杭州を地盤とするフォークリフトメーカーの杭叉集団股份有限公司と合弁契約を締結したと発表した。

オカムラは現行の中期経営計画で海外事業強化を目標に掲げ、中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)を重点市場に設定している。杭叉集団は中国全土に強固な販売ネットワークを張り巡らせており、同社の営業力とオカムラの技術力を組み合わせ、中国で物流システム事業を伸ばしていきたい考え。

合弁会社「杭叉奥卡姆拉有限公司(仮)」は自動倉庫やコンベアなどの製造・販売を手掛ける予定で、今年の4~6月に設立。資本金は1億元(約18 億円)を計画しており、杭叉集団が51%、オカムラが49%を出資する。

杭叉集団は2003年設立。20年12月期の売上高は114億5100万元(約2060億円)、純利益は8億3700万元(約150億円)だった。

(藤原秀行)

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