6.68万㎡、23年4月引き渡し
森永乳業は3月1日、既に売却の方針を開示している東京都葛飾区奥戸の東京工場跡地約6万6800平方メートルについて、売却先は米系不動産運用大手CBREインベストメントマネジメント・ジャパン(CBRE IM)と発表した。開示の際はCBRE IMの名前に言及していなかった。
同日付で売買契約を締結した。CBRE IMが組成したSPC(特定目的会社)が保有し、CBRE IMが資産運用を担う。CBRE IMは賃貸物流施設の開発を検討している。土地の引き渡しは2023年4月の予定。
東京工場は1957年開設。牛乳や乳酸菌飲料、デザートなどの製造を手掛けてきたが、21年3月に稼働を停止した。
(藤原秀行)