7.4万㎡、将来性に期待
Jリートの東海道投資法人の資産運用を手掛ける東海道リート・マネジメントは3月10日、愛知県常滑市の中部国際空港に近接する物流施設「セントレアロジスティクスセンター」の匿名組合出資持ち分の一部を2月25日付で取得したと発表した。
出資額は1億円で、当初匿名組合出資等総額の約3.3%を占めている。
同施設は2007年5月竣工。地上6階建て、延べ床面積は7万3995平方メートルで、15社が入居し稼働率は87.2%。
東海道投資法人は物流施設など産業系アセットを投資対象に据えており、静岡を地盤とするジャスダック上場の不動産会社ヨシコンを中心に静岡銀行、日本国土開発、鈴与などが物件供給・運用のスポンサーを務めている。
静岡を核とした物流施設や産業系施設、産業・物流適地の底地(用地)などに投資の照準を合わせている。セントレアロジスティクスセンターは中部国際空港に近く、常滑市が産業集積地で安定した物流需要が見込める将来性の高さを評価した。
セントレアロジスティクスセンター(東海道リート・マネジメントプレスリリースより引用)
(藤原秀行)