コロナ禍で需要増に対応、積み増し確保した在庫分を保管:今秋めどに自動化設備も
ファクスやビジネスホン、プリンターなどOA機器・オフィス家具のレンタルを手掛けるレンタルバスターズ(東京都中央区日本橋室町)は3月14日、千葉県流⼭市で日本GLPが開発した大規模物流施設「GLP ALFALINK流山8」に新たな物流拠点「レンタルバスターズ第2ELC(東日本レンタルバスターズロジスティクスセンター)」を開設したと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、オフィス用品のレンタル需要が増えているため、これまで千葉県柏市に構えていた物流拠点ELC(東日本レンタルロジスティクスセンター) に加え、流⼭市にも拠点を展開、事業拡大を図る。新拠点は延べ床面積が約‘1500坪。
ロシアによるウクライナ侵攻などで経済の先行きが不透明になっているのを踏まえ、同社は最悪の場合でも顧客のニーズに対応できるよう、先行してレンタル在庫の調達を1~3月に実施、前年同期比で1.6倍に膨れ上がっている。今回新設した拠点は増加分の保管場所に充てる。
新拠点は今年秋ごろをめどに自動化設備も取り入れる予定。出荷効率の向上を随時図る。
「GLP ALFALINK流山8」
専用のラックを使用して効率的かつ安全に管理
自動ラックを導入(いずれもレンタルバスターズ提供)
(藤原秀行)