現地航空会社が整備など担当、輸送能力向上図る
DHLジャパンは3月14日、DHL Expressの航空便について、シンガポール航空と乗務員整備契約(CM)を締結し、ボーイング777貨物機(B777F)5機を配備すると発表した。輸送能力の向上を図る。
(左より2人目から)DHL Expressグローバルネットワークオペレーションズ&アビエーション担当EVPのトラビス コブ氏、DHL Express アジア太平洋地区CEO ケン リー氏、シンガポール航空コマーシャル 担当EVPのリー リクシン氏
シンガポールのチャンギ空港を拠点とし、DHLの南アジアハブにサービスを提供するこの貨物機には、DHLとシンガポール航空両社ロゴのカラーリングが施され、シンガポール航空のパイロットにより北アジアを経由する米国行きの路線で運航。同機材のメンテナンスもシンガポール航空が担う。
両社のロゴがペイントされた貨物機 B777F
当初の契約期間は4年以上で、その後の契約延長の機会も設けており、納入は初号機が7月、2号機が10月、残りの3機は2023年中を予定している。
(画像はDHLジャパン提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)