一定の輸送力確保にめど、書状や郵便はがきなど対象
日本郵便は3月17日、国際郵便物に関し、英国、ドイツ、フランス、ベルギー向けの航空通常郵便物の引き受けを、同18日に一部再開すると発表した。
ロシアのウクライナ侵攻で航空機の運休・減便が相次いでいるが、一定の航空輸送力を確保できるめどが立ったためという。4カ国宛ての書状や郵便はがきなどは引き受けるが、小型包装物や国際eパケットなどは引き続き、引き受けを停止している。
一方、アイスランドやエクアドル、ガーナなど7カ国向けの国際郵便物は、必要な航空便を確保できる見込みが立たないため、一部の引き受けを停止する。火山噴火の影響で引き受けを停止していたトンガについては、船便通常郵便物の引き受けを再開する。
(藤原秀行)