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三菱商事、物流施設などの不動産運用会社を米投資ファンドKKRグループに売却へ

三菱商事、物流施設などの不動産運用会社を米投資ファンドKKRグループに売却へ

UBSと合弁、ポートフォリオ見直し

三菱商事は3月17日、子会社で不動産の資産運用を担う三菱商事・ユービーエス・リアルティ(三菱商事UBSリアルティ)を、米投資ファンドのKKRグループに売却すると発表した。売却額は1157億円で、今年4月に保有する全株式を譲渡する予定。

三菱商事UBSリアルティは三菱商事が株式の51%、スイスの金融大手UBSグループのUBSアセット・マネジメントが49%を保有している。KKRは両社から三菱商事UBSリアルティの全株式を取得する。取得額はトータルで2000億円超の見通し。

三菱商事UBSリアルティは2000年、三菱商事とUBSアセット・マネジメントが合弁で設立。Jリートでオフィスビルや商業施設を投資対象としている日本都市ファンド投資法人、物流施設などの産業施設を対象とする産業ファンド投資法人の2銘柄がポートフォリオに組み入れている物件の運用を担っている。2銘柄の合計運用資産残高は約1.7兆円で、Jリートの資産運用会社が手掛ける規模としては国内トップクラス。

三菱商事は今後、傘下の三菱商事都市開発やダイヤモンド・リアルティ・マネジメントを中心として、不動産の開発・運用を継続する。私募のリートやファンド、海外の資産運用に重点を置く方針。

KKRは世界的な低金利で資金運用の難度が高い中、安定資産として国内外の投資家から注目を集めている日本の不動産への関与を強化し、収益を高めていきたい考え。

(藤原秀行)

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