東電パワーグリッドが一層の停電協力を要請
東京電力パワーグリッドは3月22日、福島県沖を震源とする強い地震の影響で火力発電所が停止している上、気温の低下で暖房利用が広がっているため、電力需給が極めて厳しくなっているとあらためて発表した。
同社はこのままの状況が続いた場合、3月22日の午後8時以降、揚水式水力発電の運転が停止し、200万~300万軒規模に相当する約500万キロワットの停電が発生する恐れがあると警告。
「現状よりさらに毎時200万キロワット程度の節電が必要」と説明、一段の節電を一般家庭や企業などに要請した。
(藤原秀行)