排気ガスや燃費性能のデータ不正受け行政処分
国土交通省は3月29日、日野自動車がトラック・バス用エンジンの排気ガスや燃費性能に関するデータを偽り、国交省に報告していた不正を受け、道路運送車両法に基づき、不正があったエンジン4種類の型式指定を同日付で取り消す行政処分を科した。
同法施行以降、不正行為を理由とした型式指定の取り消しは初めて。当該エンジンを使った車両は事実上、販売できなくなる。
処分は日野自動車のほか、当該エンジンを搭載した車両を販売していたトヨタ自動車、いすゞ自動車も対象。
(藤原秀行)