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三菱地所、神奈川・座間で17.9万㎡と同社最大のマルチテナント型物流施設着工

三菱地所、神奈川・座間で17.9万㎡と同社最大のマルチテナント型物流施設着工

近隣では4.4万㎡の案件が3月竣工

三菱地所は4月22日、神奈川県座間市で新たな大規模マルチテナント型物流施設「ロジクロス座間」の工事を本格的に開始したと発表した。

地上5階建て、延べ床面積は約17万8700平方メートルを計画しており、ロジクロスブランドのマルチテナント型物流施設としては過去最大規模となる。2023年11月末の竣工を見込む。

「ロジクロス座間」の竣工イメージ

併せて、3月4日には座間市の近隣で「ロジクロス座間小松原」が竣工したことも公表した。同社の物流施設としては20棟目となる。

「ロジクロス座間」はブランドリニューアルを行った「ロジクロス」が掲げる4つの価値「安全性」「快適性」「機能性」「柔軟性」を軸に設計、免震構造の採用や防災倉庫の導入、井戸設置による水源確保に加え、1000キロボルトアンペアの大容量非常用発電機を設置し、災害時でも共用部とテナント専有部に24時間以上電力供給できるようにする。

南北の大規模休憩室に施設内売店を設置するほか、テナント企業が利用できる貸会議室やシャワールームを設置。テナント用の電源容量を確保することや危険物倉庫2棟を敷地内に併設することなどを通じ、最新のスペックを発揮する。床スラブの将来開口対応や最上階の柱を間引くことで荷物保管やマテハン機器のレイアウトを可能にするといった工夫も凝らしている。

<計画概要>

所在地 神奈川県座間市栗原字東原493の5(地番)
アクセス 東名高速道路「横浜町田」ICより約8.1㎞
東名高速道路「綾瀬」スマートICから約5.2㎞
圏央道「県央厚木」ICより約8.3㎞
相模鉄道本線「さがみ野」駅より約2.2㎞
小田急江ノ島線「南林間」駅より約2.7㎞
敷地面積 約80,800㎡(約24,400坪)
延べ床面積 約178,700㎡(約54,000坪)
構造 柱RC・梁S造、地上5階
用途 マルチテナント型物流施設
建築主 座間デベロップメント特定目的会社※2、ENEOS不動産株式会社
※2:三菱地所株式会社の特定子会社
コンストラクションマネジメント 株式会社三菱地所設計
設計施工 株式会社フジタ
着工 2022年4月1日
竣工 2023年11月30日(予定)

「ロジクロス座間小松原」は地上4階建て、延べ床面積は約4万4300平方メートル。ロボット導入に備えて倉庫コンクリート床の平坦性、レベル精度をより高めていくため、床コンクリートの設計、施工、適合性試験の分野で世界的な企業CoGri Group(英国)の日本法人CoGri Japanと協業し最先端の床コンクリートソリューションの活用、倉庫床に特化したコンクリートの配合調整や床仕上げ方法の工夫などを実施。日本で初めてTR34 4th Edition FM2クラス(英国コンクリート協会が発行する床コンクリートの標準仕様書で、欧州をはじめ世界中の構造設計者、施工会社が採用している倉庫や物流施設などを対象としたコンクリート床仕様のグローバルスタンダード)を達成した。同社との取り組みは今後の開発物件にもノウハウを投入していきたい考え。


「ロジクロス座間小松原」


倉庫コンクリート床

環境負荷軽減策として、屋根上における PPA モデル太陽光発電設備の設置や、太陽光パネルで生み出した電力を施設内で使用する自家消費型スキームの活用などを予定している。建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)で定める最高ランク評価の『ZEB』認証を取得済み。20年11月に神奈川県海老名市で完成した「ロジクロス海老名」以降の物件は今後も原則としてBELSを取得する方針。

<計画概要>

所在地 神奈川県座間市小松原二丁目
アクセス 東名高速道路「横浜町田」ICより約6.5㎞
東名高速道路「綾瀬」スマートICから約6.4㎞
圏央道「県央厚木」ICより約7.7㎞
小田急江ノ島線「南林間」駅より約2.3㎞
敷地面積 約21,900㎡(約6,600坪)
延べ床面積 約44,300㎡(約13,300坪)
構造 S造、地上4階
用途 マルチテナント型物流施設
コンストラクションマネジメント 株式会社三菱地所設計
設計施工 株式会社錢高組
着工 2020年11月1日
竣工 2022年3月4日


周辺地図(いずれもリリースより引用)

三菱地所は2021 年以降をLogicrossシリーズの2ndステージと位置付け、新たなブランドタグライン「MOVING TOMORROW 未来を動かす物流施設へ」を設定している。

(藤原秀行)

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