ドコマップジャパン、車両の動態管理サービスで「雨雲状況」確認可能に

ドコマップジャパン、車両の動態管理サービスで「雨雲状況」確認可能に

気象庁のデータ活用、250メートル四方で5分ごとに情報更新

車両の動態管理サービス「DoCoMAP」を手掛けるドコマップジャパンは5月9日、新たに「雨雲レーダー」機能を追加したと発表した。

気象庁が出している降水の短時間予報「高解像度降水ナウキャスト」のデータを使用し、日本全国の雨雲の発生状況をリアルタイムに確認できるようにした。250メートル四方で5分ごとに更新される気象レーダーの観測データを生かし、精度の高い最新の雨雲情報を把握することが可能。

車両の位置情報を表示したDoCoMAP上に雨雲の発生状況を重ねて表示、リアルタイムに車両と雲の様子を同時に見ることができる。さらに、今後、過去1年間の情報をクラウドで保存し、好きなタイミングで過去にさかのぼって車両位置と雨雲状況をチェックすることにも対応する。

DoCoMAPの標準機能として提供し、追加の費用などは不要。

運送企業の中には水濡れを気にする荷物や天気に左右される運行が多くあることなどから、常に雨雲の状況を確認したいとのニーズが根強いことに対応した。

(藤原秀行)※写真はドコマップジャパン提供

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