包装資材配送のノウハウ取り込み物流基盤強化
プラ加工大手の岐阜プラスチック工業(岐阜市)は1月21日、製品の安定供給を確立するため、関東を地盤とする橋爪運輸(群馬県伊勢崎市)の全株式を取得、子会社化したと発表した。
同社が持つ包装資材の配送に関するノウハウを取り込むとともに、統合管理システムを導入して関連データを一元管理し、事務作業の平準化と運行管理の効率化を図る。買収額は非開示。
橋爪運輸は1997年に発足し、2017年度の売上高は15億円。70台の車両を保有している。岐阜プラスチック工業は今回の買収と併せて、デポ倉庫の統廃合や引き取り物流の実現などに取り組み、物流基盤の強化を目指す。
(藤原秀行)