適用範囲を大阪南港の自社保冷施設に拡大
阪急阪神エクスプレスは6月1日、関西国際空港で、国際航空運送協会(IATA)の医薬輸送品質認証「CEIV Pharma」の再認証を同日付で適用範囲を拡大の上、取得したと発表した。
同社は2017年8月、関西国際空港を運営する関西エアポートが主導して同認証の取得を図る運動「KIX Pharma コミュニティ」に参画し、19年6月1日付で同認証を取得した。
3年経過後の再認証に当たり、適用範囲に大阪カーゴターミナル(HOCT=Hankyu Hanshin Osaka Cargo Terminal、大阪市住之江区)内の保冷施設を追加して再認証審査(Re-Validation)を受け、認められた。
阪急阪神エクスプレスは再認証取得で関西国際空港とHOCTが連接し、シームレスな温湿度管理輸送が可能になると利点を強調している。
(藤原秀行)