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【独自・関西物流展】山九が危険物倉庫「関西ケミカルセンター」の詳細公表、福岡でも11月に開設へ

【独自・関西物流展】山九が危険物倉庫「関西ケミカルセンター」の詳細公表、福岡でも11月に開設へ

保管需要盛り上がりに対応アピール

山九は6月22~24日に開かれた「第3回関西物流展」で、大阪府高石市で開発する方針を公表済みの危険物倉庫「関西ケミカルセンター(仮称)」の詳細を開示した。

2万7248平方メートルの敷地内に常温倉庫3棟、常温高床式倉庫1棟、温度管理倉庫4棟を構え、倉庫面積はトータルで7944平方メートルと関西最大級の規模を見込む。営業開始は2023年4月を予定している。

大阪南港から19キロメートル、関西国際空港からは28キロメートルに位置。保税機能なども備え、輸出入貨物も万全に受け入れられるようにする。

併せて、今年11月に福岡県苅田町で「苅田危険物倉庫」が開業することも発表。倉庫面積は896平方メートルで、近隣の北九州市にある「日明危険物倉庫」などと連携することも可能になっている。

山九は関西ケミカルセンターや苅田危険物倉庫などを活用し、近年のEC市場成長や新型コロナウイルス感染防止のための消毒剤利用拡大などに伴う危険物保管需要の盛り上がりに対応できることをアピールしている。


関西ケミカルセンター(仮称)の竣工イメージ(山九プレスリリースより引用)

関西ケミカルセンターは、第1類(酸化性固体)、第2類(可燃性固体)、第4類(引火性液体)、第5類(自己反応性物質)、毒劇物に対応可能とする計画。ドックレベラー4基、防爆フォークリフトなども備え、小口配送や冷蔵輸送、付帯作業も可能とする。

温度管理に関しては「15~25度」と「2~25度」の2温度帯を設定。各棟の温度は管理棟で一元管理する。劇毒物の取り扱いスペースは冷凍倉庫用の断熱材を取り入れ、冷凍倉庫に切り替えられるようにする。

山九の担当者は関西ケミカルセンターに関し「引き合いは非常に旺盛。EV(電気自動車)の普及で温度管理が必要な電池の保管需要なども今後ますます増えてくると見込んでいる」と説明。今後の需要も見極めながら、2棟増設することも視野に入れているという。


山九のブース

(川本真希、藤原秀行)

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