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ヨコレイ、大阪・夢洲エリアで1.5万tの冷凍・冷蔵倉庫新設へ

ヨコレイ、大阪・夢洲エリアで1.5万tの冷凍・冷蔵倉庫新設へ

阪神地区の低温物流需要に対応、24年1月竣工見込む

横浜冷凍(ヨコレイ)は7月4日、大阪市此花区の夢洲地区に新たな物流拠点「夢洲第二物流センター(仮称)」を新設すると発表した。

夢洲地区は2025年に開催される大阪・関西万博の会場が設置されるエリア。同社の「夢洲物流センター」の隣接地に建設する。地上4階建て、延床面積は1万2116平方メートル、収容能力は1万5221トンを計画しており、24年1月の竣工を見込む。

同社は阪神地区で5カ所、計11万5000トンの冷蔵倉庫を展開しており、阪神地区の冷凍・冷蔵物流需要拡大に対応するため、新拠点建設に踏み切る。高天井用人感センサー照明設備、太陽光発電設備、リチウムイオン蓄電池、BEMS(ビル・エネルギー管理システム)など消費電力を大幅に削減する、環境負荷の低い最新鋭の次世代型冷蔵倉庫とする方針。

〇夢洲第二物流センター(仮称)の概要

工期 2022年7月4日~2024年1月末
住所 大阪府大阪市此花区夢洲東1丁目2番12
構造・規模 鉄筋コンクリート造 4階建て
敷地面積:17,098㎡(5,172坪)
延床面積:12,116㎡(3,665坪) 既設棟合計34,176㎡(10,338坪)建築面積: 3,266㎡ (988坪) 既設棟合計 9,313㎡ (2,817坪)
収容能力 新設棟
15,221 t (F級:13,404t C&F級:1,317t C級:500t )
既設棟合計
40,994 t (F級:38,333t C&F級:1,317t C級:1,344t )
主な設備 省エネ型自然冷媒冷凍機
屋上太陽光発電システム(255kW)
リチウムイオン蓄電池(173kWh)
EV自動車充電ステーション
カーゴナビゲーションシステム&電動式移動ラック高天井人感センサー照明設備(LED)
BEMS(ビルディング・エナジー・マネージメント・システム)
フードディフェンス対応(全フロア)⇒入退館・監視カメラシステム
竣工 2024年1月予定


竣工イメージ。左が既設の夢洲物流センター、右が新たに建設する夢洲第二物流センター(仮称)(横浜冷凍提供)

ヨコレイ 夢洲第二物流センター(仮称) 主要設備
構造 : 鉄筋コンクリート造 4 階建て
工期 : 2022 年 7 月起工~2024 年 1 月末 竣工
住所 : 大阪府大阪市此花区夢洲東 1 丁目 2 番 12
敷地面積 17,098 ㎡ (5,172 坪)
延床面積 12,116 ㎡ (3,665 坪) 〔既設棟合計 34,176 ㎡ (10,338 坪)〕
建築面積 3,266 ㎡ (988 坪) 〔既設棟合計 9,313 ㎡ (2,817 坪)〕
庫服屯数 15,221 t 〔F 級 :13,404t C&F 級:1,317t C 級: 500t 〕
既設棟合計 40,994 t 〔F 級 :38,333t C&F 級:1,317t C 級: 1,344t 〕

【阪神地区ネットワーク】
六甲物流センター 16,910t (1995 年 2 月竣工)
西淀物流センター 19,004t (1995 年 6 月竣工)
舞洲物流センター 26,064t (1999 年 2 月竣工)
北港物流センター 27,359t (2011 年 7 月竣工)
夢洲物流センター 25,773t (2014 年 7 月竣工)
※夢洲第二物流センター 15,221t (2024 年 1 月竣工予定)
阪神ブロック計 130,331t
【省力化・省人化】 SDGs 目標 5.7.8.9
○移動棚 4,449 PL + カーゴナビゲーションシステム
⇒数字を端末に打ち込むと、貨物の場所が表示される。出庫時、複数の貨物を同時に集荷する場合も効率的な集荷ルートを表示し、若手社員でもベテラン社員のように「短時間に」「迷わず」「正確な作業」が行える
○トラック予約受付システム
⇒スマホ・パソコンで事前に集荷予約が可能。トラック待機時間問題の解消を実現

【省エネ設備・環境保全対策】SDGs 目標 7.12.13
「次世代」環境配慮型太陽光発電・蓄電システムによって、倉庫の冷却にもクリーンエネルギーを使用
○太陽光発電設備 : 255.00kW
⇒パワーコンディショナーに自立機能を持たせることで、停電時にも太陽光パネルで得たエネルギーを電気に変換し災害時に使用できるようにする
○リチウムイオン蓄電池 : 173 kWh
⇒大容量蓄電池を装備し災害時の BCP 対策を充実させる
○EⅤ自動車充電ステーション(急速充電用 1 台、普通充電用 1 台)
⇒太陽光発電設備や蓄電池との連携により停電時でも EV 車両の充電が可能
○BEMS(Building Energy Management System)⇒消費電力を見える化し、無駄を減らす
○LED 照明 (冷蔵庫棟・事務棟全館)

○高天井人感センサー照明設備
⇒必要な時や必要なエリアの照明消し忘れや無作業時の無駄な照明にかかる電力消費量を大幅に削減する
【冷却設備】SDGs 目標 7.12.13
温暖化係数の低い自然冷媒を使用した環境に優しい冷凍設備
○自然対流冷却方式(NH3/CO2 冷凍機使用) : Sittory2
⇒天井が2重天井になっており、上側の空間を冷すことで、庫内天井部分が冷やされ、温度の対流が起こり無風状態で冷却できる。温度変化が極めて少なく、乾燥や冷凍やけ、色あせがほとんどない状態に貨物の品質を保ち、長期間の保管が可能
○高効率自然冷媒冷凍機
⇒ノンフロンでアンモニア・CO2(自然冷媒)を使用した冷凍機。省エネも実現
○陽圧除湿空調システム・・既設棟との併用
⇒低温域での除湿能力に優れており結露防止や室温の安定化により高度な品質管理が可能。外気侵入の低減により低温室や庫内の冷却負荷軽減が図られ電気消費量の削減につながる
【BCP 対策】SDGs 目標 11
非常時にはセンター内で発電したエネルギーによって冷却および事業継続が可能
○太陽光発電設備&リチウムイオン蓄電池
⇒大規模太陽光発電と蓄電池により、停電時にも一部の冷凍機の運転が可能(また防熱&耐震構造により冷蔵庫内部は数日間低温のままでいられる)
○電気自動車⇒非常時には電源として使用が可能

(藤原秀行)

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