原材料価格高騰と物流コスト上昇受け、5~15%
豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは7月19日、フォークリフトなど産業車両の国内販売価格(メーカー希望小売価格、税込み)を10月17日から値上げすると発表した。
世界的なサプライチェーンの混乱などによる継続的な各種原材料価格の高騰と物流コスト上昇を受け、価格への転嫁に踏み切る。
価格の引き上げ幅はフォークリフトが7%、ショベルローダーや搬送機器・けん引車などが5~15%の予定。
例えばカウンタータイプのディーゼルエンジンフォークリフト(荷重2.5トン)の場合、現行の472万5000円から505万6000円となる。
(藤原秀行)