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JR貨物・真貝氏、仙台や名古屋、大阪、福岡でも「エキナカ・エキチカ」物流施設開発を準備・検討

JR貨物・真貝氏、仙台や名古屋、大阪、福岡でも「エキナカ・エキチカ」物流施設開発を準備・検討

三井不動産・三木氏は「過去以上のペースで事業展開」に意欲

JR貨物の真貝康一会長と三井不動産の三木孝行専務執行役員ロジスティクス事業本部長は7月22日、東京・品川の東京貨物ターミナル駅構内で、共同で開発を進めてきた物流施設「東京レールゲートEAST」が竣工したのを受け、同施設内で記者会見した。

真貝氏は、今後の物流施設開発に関し「貨物の取扱量が多い、大規模な駅についてエキナカ(駅構内)、場合によってはエキチカ(駅の近隣)に大型の物流施設『レールゲート』を造っていく構想を持っている」と説明。

具体的な場所として「仙台駅は、今新駅を造り、そちらに旧駅を移転させるということで工事が進んでいる。新駅のエキナカに物流施設を造るプロジェクトが進められている」と述べるとともに、名古屋や大阪、福岡で開発を検討していることも明らかにした。

三木氏は2012年の物流施設開発参入から10年間で50件以上のプロジェクトを手掛けてきていることに言及した上で「このペース以上で開発していきたい」と積極的な姿勢をアピール。

開発用地の高騰や建設資材の価格上昇などの逆風が吹いていることについては「確かにマーケット的にはいろんな問題があるが、この10年間で社会インフラとしての物流施設の重要性は極めて高まっている。ニーズはしっかりある」と指摘。価格が高騰しがちな入札案件を回避した用地取得などで厳しい経営環境でもハイペースの開発を持続できると自信を示した。


会見に臨む真貝氏(上)と三木氏

真貝氏は「2014年から足掛け10年近く取り組んできた東京貨物ターミナル駅の物流施設開発プロジェクトの集大成。まさに陸、海、空(という物流モード)の結節点」と意義を強調。トラック輸送から鉄道貨物輸送へのモーダルシフト需要にも着実に応えていきたいと意欲を見せた。

また、物流施設の自動化・省人化の需要が拡大していることに関しては「ニーズが極めて高まっている。個々のお客様に応じて、われわれもしっかりと対応していきたい」と強調した。


会見後の撮影に応じるJR貨物・真貝会長(中央)と三井不動産・三木専務執行役員(右)。左はJR貨物の野村康郎取締役兼執行役員事業開発本部長

(藤原秀行)

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