石川・加賀でドローンや空飛ぶクルマの実証実験可能な「ドローンコンプレックスKAGA」の提供開始

石川・加賀でドローンや空飛ぶクルマの実証実験可能な「ドローンコンプレックスKAGA」の提供開始

「レベル4解禁」見据え、煩雑な告知業務などワンストップで支援

デジタル分野の人材育成に取り組むデジタルカレッジKAGA(石川県加賀市、DCK)は8月16日、ドローンの用途別実証実験フィールドの手配や技術者のマッチングなどを行う「ドローンコンプレックスKAGA」の提供を開始すると発表した。

ドローンコンプレックスKAGAはドローンや「空飛ぶクルマ」などのモビリティ全般に関する実証実験が可能な場所を加賀市と協力して提供。実証実験に必要な、煩雑な告知業務やエンジニアの手配などをワンストップでサポートする。

政府が2022年度中をめどに、都市部上空でドローンが補助者を置かずに目視外飛行する「レベル4」を解禁する準備を進めているのを考慮。ドローンコンプレックスKAGAで加賀市内外のテクノロジー人材の育成を行い、実証実験の受け皿とする。

世界情勢と最先端技術を俯瞰し、新産業の担い手となるデジタル人財が育つ環境を継続的に提供することで、「北陸の地に新たな社会の礎を築く」ことを目指す。


ドローンコンプレックスKAGAのロゴ(DCK提供)

(藤原秀行)

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