オークラ輸送機、仏エクゾテック製ロボット活用ピッキングシステムの販売代理契約締結

オークラ輸送機、仏エクゾテック製ロボット活用ピッキングシステムの販売代理契約締結

日本で「ユニクロ」採用

オークラ輸送機は8月25日、フランス産業界初のユニコーン(時価総額10億ドル以上の非公開企業)となったロボットメーカーのEXOTEC Solution(エグゾテックソリューションズ) と、同社が開発・製造・販売する3次元走行ロボットを活用したピッキングシステム「Skypod(スカイポッド)」 の販売代理契約を締結、 日本国内での販売を開始したと発表した。

Skypodは搬送ロボットが前後左右上下に走行し、積み重ねたラックに収めている「ビン」と称する専用設計のトレーやケースの中から必要なアイテムが入ったものを取り出して作業者の手元まで自動搬送する。日本では「ユニクロ」を展開しているファーストリテイリングが採用したことで知られる…

労働力不足を背景に、 物流倉庫の省力化・省人化が大きな課題となる中、小分けのピッキング作業のウエイトが高いeコマース品の物流倉庫は作業時間の6割をピッキングのための歩行が占めるケースもあり、取り間違いも発生する。Skypodでピッキングを自動化し、作業スタッフの労働負荷軽減やミス防止を実現、生産性を高めることを想定している。


Skypod(オークラ輸送機ウェブサイトより引用)

(藤原秀行)

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