茨城・つくばや東京・足立、大阪・吹田など
サンケイビルは8月30日、神奈川県厚木市で竣工した物流施設「SANKEILOGI厚木」の内覧会に併せて、今後の物流施設開発計画を明らかにした。
既に公表している、大阪府摂津市で近畿総合リースと共同で進めている「SANKEILOGI摂津」(延床面積1万4773平方メートル、今年9月竣工予定)に続き、3大都市圏で計6件の展開を準備している。自社開発としては初となった千葉県柏市の「SANKEILOGI柏の葉」や、第2弾の「SANKEILOGI厚木」のような延床面積が1万平方メートル程度のコンパクトなものに加え、8万平方メートルを超える大型案件にもトライする方針だ。
首都圏では茨城県つくば市で約1万1300平方メートル、東京都足立区入谷で約5700平方メートル、東京都府中市で約3万8900平方メートルの物件をそれぞれ準備中。竣工は順番に2023年3月、同6月、24年冬を見込む。府中市の案件は共同事業だ。
関西圏は大阪府吹田市で約8万6400平方メートル、京都府長岡京市で約1万5200平方メートルの開発プロジェクトを進めている。竣工予定は順番に23年12月、24年4月で、いずれも共同事業。
サンケイビル初となる中部圏は共同事業で、愛知県扶桑町で約4万3700平方メートルの物件開発を想定しており、24年4月の完成を目指している。
(藤原秀行)