ナスタが協力、今年7月に再配達削減の実証実験開始
化粧品大手のオルビスは2月6日、ユーザー5000人を対象に、今年7月に独自の宅配ボックスをモニター配布すると発表した。商品の再配達削減の実証実験として行い、効果を見極めるのが狙い。
宅配ボックスは住宅用ポスト製造大手のナスタ(東京)が企画・製作を手掛けた布製で、オルビス以外の宅配荷物も受け取ることができるタイプ。
モニター配布する宅配ボックス
設置のイメージ(いずれもオルビス提供)
配布から3カ月後をめどに利用状況のアンケート調査を実施。再配達削減の効果を踏まえ、将来は宅配ボックスをユーザーに販売することなどを検討する予定。
(藤原秀行)