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【独自】シャープと台湾・鴻海グループ合弁のシャープジャスダロジ、埼玉・春日部の新拠点活用し外販拡大も推進

【独自】シャープと台湾・鴻海グループ合弁のシャープジャスダロジ、埼玉・春日部の新拠点活用し外販拡大も推進

三菱地所開発物件を1.4万㎡使用

シャープと台湾の鴻海(ホンハイ)グループの合弁の物流企業シャープジャスダロジスティクスは、このほど埼玉県春日部市で新たな物流拠点「関東物流センター」を稼働させた。

三菱地所が開発したマルチテナント型物流施設「ロジクロス春日部」の一角を使用。シャープグループの製品を取り扱うほか、外部の顧客企業の荷物を手掛けるスペースも設定しており、シャープグループの物流網強化と並行して物流サービスの外販拡大も推進していく構えだ。


ロジクロス春日部の外観

ロジクロス春日部は地上4階建て、延べ床面積は約3万9300平方メートル。2021年5月に竣工した。春日部野田バイパス(国道16号線)の庄和ICから約1.7キロメートル、東北自動車道の岩槻ICから約11キロメートル、東京外環自動車道の草加ICから約15キロメートルに位置している。

シャープジャスダロジの関東物流センターは今年6月に稼働を開始した。ロジクロス春日部の1階の一部と2階全体の計1万3905平方メートルを賃借。施設全体の3割強を利用している。賃借しているスペースの約半分でベースカーゴと位置付けているシャープの荷物の保管や入出荷を手掛けている。残りの約2200坪(約7300平方メートル)を外販用スペースとして設定、現状では数百坪で新たな顧客の荷物を受け入れる余裕があるという。

シャープジャスダロジはシャープが2016年に物流部門を分社した後、鴻海グループでグローバルに物流関連業務と物流ソリューション業務を展開するJusda Supply Chain Management(ジャスダ・サプライチェーン・マネジメント、JUSDA)が資本参加。今はJUSDAが51%、シャープが49%の株式を握っている。

シャープジャスダロジは製品の販売物流だけでなく、生産や回収の物流も含めたサプライチェーンの広域にわたって運営を担っている。外販に関してはこれまでのノウハウを生かせる半導体機器などのほか、ECの領域も積極的に手掛けていきたい考え。首都圏をはじめ広域をカバーできる配送拠点としての機能を備えた関東物流センターは、外販拡大の一翼を担うことが期待されている。


接車バース


2階の倉庫部分(いずれもシャープジャスダロジスティクス提供)

(藤原秀行)

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