大和物流、愛知・小牧で2・2万平方メートルの物流施設が本格稼働

大和物流、愛知・小牧で2・2万平方メートルの物流施設が本格稼働

2棟開発プロジェクトの第1弾、フジトランスコーポレーションが一部入居

大和物流は6月3日、愛知県小牧市で大型物流施設「小牧物流センターⅠ」が完成、同日本格稼働したと発表した。

昨年10月に発表した同市内で物流センター2棟を新規開発する「小牧長治プロジェクト」の第1弾で、地上4階建て(倉庫は3階建て)、延べ床面積は2万2618平方メートル。フジトランスコーポレーションがこのうち約1万平方メートルを賃借し、残りは大和物流が専用で使う方向。


「小牧物流センターⅠ」の外観(大和物流提供)

小牧物流センターから約7・5キロメートルに位置している大和物流の「岩倉物流センター」(愛知県岩倉市、約1・6万平方メートル)と相互に車両や庫内スタッフなどを共有、連携して業務の効率化や波動解消・安定化につなげる計画。

今年9月にはプロジェクトの第2弾として冷凍・冷蔵設備を備えた「小牧物流センターⅡ」(地上4階建て・倉庫は3階建て、1万4482平方メートル)の工事が完了する予定。こちらも既に発表している通り、横浜低温流通の1棟借りが確定している。好立地に物流拠点を複数構え、拡大する物流需要を着実に取り込みたい考えだ。

既に敷地内で幅12メートルの道路を整備、大型車両のアクセス増加に備えている。

(藤原秀行)

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