PayPayフリマ、ヤマトが「おてがる配送」で集荷開始

PayPayフリマ、ヤマトが「おてがる配送」で集荷開始

重い商品も出品しやすく、利用促進

ヤフーは10月11日、運営しているフリーマーケット(フリマ)アプリ「PayPayフリマ」に関し、ヤマト運輸が「おてがる配送」で商品の集荷を開始すると発表した。

ユーザーはPayPayフリマで購入された商品を自宅など希望の場所から発送できるようになる。

同日から11月10日までに集荷された商品を対象に、通常50円(税込み)の集荷料が期間中、何度でも無料になるキャンペーンを実施。重い商品などもより出品しやすくなるようサポートし、フリマの利用を促進したい考え。

CtoC-EC(個人間取引)市場が拡大する中、PayPayフリマは商品を発送場所まで運ぶ時間のない人や、重い商品を運ぶことが難しい人にもより気軽にリユースを楽しんでもらうため、追加オプションとして集荷サービスを開始。対象は、宅急便コンパクトの専用ボックスおよび薄型専用ボックス(いずれも収納時の厚さは外寸5センチメートルまで)と、3辺の合計が60~160センチメートルまでの「EAZY」サービスの荷物。住戸のポストの入るサイズの「ネコポス」は対象外。

出品時に「おてがる配送」を選択すれば、簡単に集荷サービスを利用できる。商品が購入されたら、サイズと発送場所、日時を指定する。

ヤフーとヤマトグループはこれまでにも、PayPayフリマで家具や家電などの大きな商品を簡単に発送できる「おまかせ配送」や、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」からの発送対応など、発送に関する利便性向上を進めている。

(藤原秀行)※画像はいずれもヤフー提供

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