日本GLP開発の4.1万㎡を1棟借り、モール出店者向け物流サービス強化
楽天グループと日本郵便の合弁会社、JP楽天ロジスティクスは10月11日、楽天グループのオンラインモール「楽天市場」出店店舗向けの総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の新たな物流拠点「Rakuten Fulfillment Center Fukuoka」(楽天フルフィルメントセンター福岡)を福岡県粕屋町に開設、稼働を始めたと発表した。
日本GLPが開発した物流施設「GLP福岡粕屋」を1棟借りしている。同サービス用の物流拠点が稼働するのは九州では初めて。
「楽天スーパーロジスティクス」は、「楽天市場」出店店舗の商品の注文から入荷、配送までを一貫して管理する包括的な物流・配送サービス「ワンデリバリー」構想を推進するに当たり、千葉県の市川市と流山市、習志野市、神奈川県大和市、大阪府枚方市、兵庫県尼崎市の物流センターを稼働させ、高品質な物流サービスを提供している。既存の各物流センターが順調に稼働率を上げているため、九州地方にも拠点を構えることで同サービスの処理能力向上と九州地方への配送リードタイム短縮を図る。
■新施設概要
(プレスリリースより引用)
名称:Rakuten Fulfillment Center Fukuoka
物件名:GLP福岡粕屋
所在地:福岡県糟屋郡粕屋町大字上大隈宇部木原758
賃借面積:約12,500坪(約4.1万㎡)
建物階数:地上4階建
(藤原秀行)