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茨城県の「霞ヶ浦」湖上でドローン物流の試験飛行に成功

茨城県の「霞ヶ浦」湖上でドローン物流の試験飛行に成功

eロボティクスなど、地元特産品で「空飛ぶスイーツ」も計画

ドローン関連事業などを手掛けるeロボティクス(福島県南相馬市)は11月11日、大型産業用ドローンを使い、茨城県の霞ヶ浦上空を含む約8kmを飛行する試験を11月2日に実施したと発表した。ドローン物流の実用化が狙い。

同社は令和3年度(2021年度)に霞ヶ浦の湖上上空を活用した、国土交通省・環境省の連携事業「過疎地域等における無人航空機を活用した物流実用化事業(計画の策定)」の代表事業者として、同様の試験飛行を行ったが、電波干渉のためルート途中で引き返し、湖上縦断は断念していた。

今回は機体の選定や通信方法のLTE(携帯電話用通信網)活用などを施し、再度霞ヶ浦の湖上を含む上空を飛行、無事成功させ、リベンジを果たした。飛行ルートはかすみがうら市農村環境改善センター屋上と美浦村大山ヘリポートの間。


試験飛行に使ったドローン

試験飛行に際しては、NTTドコモのドローン向け通信プラン「LTE上空利用プラン」を採用。イームズロボティクス製の福島県産大型産業用セルラードローン「UAV-E6150」を使った。

無人航空機運航管理システム(UTM)は福島イノベーション・コースト構想推進機構と日立製作所が協力し、先進技術の実験設備「福島ロボットテストフィールド」のものを使った。気象観測は環境ロボティクス協会の協力を得て、Freefly Systems製のウェザーステーション搭載大型産業用ドローン「ALTAX」を使用し、湖上飛行ルートのリアルタイム気象観測を実施した。


気象観測に使ったドローン

ドローンに5kgの模擬荷物を積載し、約13分で両拠点間を問題なく飛行できた。今後は限定した飛行ルートを利用して地域間の交流や地域課題の解決、新たな飛行ルートの開拓を目指す。

併せて、eロボティクスグループのeロボティクス茨城(茨城県かすみがうら市)は、かすみがうら市と美浦村の特産品を加工してドローンで配送する「空飛ぶスイーツ」のクラウドファンディング事業を計画。現在、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を利用して活動資金を募集している。 期間は11月18日まで。


クラウドファンディングの様子(いずれもeロボティクス提供)

(藤原秀行)

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