カーボンニュートラルや「2024年問題」解決へ協力
JR貨物は11月17日、富山県を地盤とする地方銀行の富山銀行と提携し、同行が抱える多様な事業者に向けた物流最適化の提案を開始すると発表した。
貨物鉄道輸送の持つ環境性や大量性といった特性を生かし、2050年カーボンニュートラルの達成やトラックドライバーの長時間労働規制が強化される「2024年問題」の解決に向けた安定的な物流体系の構築に取り組む。
両社はタッグを組み、鉄道を基軸とした総合物流サービスの提供、中長距離輸送や重量物輸送における最適ソリューションの提供などを後押しする。
今後、共同でセミナーの開催などを企画するほか、貨物鉄道輸送の利用を検討している顧客向けに、貨物駅などの見学会を実施することを想定している。
(藤原秀行)