活用の場面拡大と期待
ACSLは12月5日、有人地帯上空でドローンが目視外飛行する「レベル4」が同日解禁されたのに伴い、ドローンの型式認証制度でレベル4の実施に不可欠な「第一種型式認証」を申請したと発表した。
審査の対象となるのは物流用ドローンで、同日、型式認証プロセスを開始した。
ACSLは中期経営方針「ACSL Accelerate FY22」の中で、4つの用途特化型機体の量産化と社会実装を事業戦略の1つとして掲げており、物流用ドローンはその一角を占める。第一種型式認証が交付されれば、レベル4相当の飛行が可能となり、より活用の場面が拡大すると見込んでいる。
第一種型式認証申請のレベル4対応ドローン(ACSL提供)
(藤原秀行)