三菱地所、名古屋市内のイオンモール跡地で12万㎡超の大規模物流施設を開発へ

三菱地所、名古屋市内のイオンモール跡地で12万㎡超の大規模物流施設を開発へ

需要伸長踏まえ、24年竣工見通し

三菱地所が、名古屋市内で自社ブランド「ロジクロス」を冠した大規模な物流施設の開発を計画していることが分かった。

2021年に営業を終えた同市内の大型商業施設「イオンモール名古屋みなと」の店舗跡地を取得、延床面積が12万㎡超の案件を手掛けることを想定している。着工は2023年4月ごろになる見通しで、竣工は24年になるとみられる。

店舗は既に取り壊され、跡地は更地となっている。物流施設は跡地の西側約6万㎡に建設することを検討している。

三菱地所は既に名古屋市内で、約8万500㎡の物流施設を開発済み。愛知県などの中部エリアはもともと、首都圏や関西圏に比べて物流施設用地が少ない上、最近はeコマースの利用成長などで物流施設の需要が伸びていることから、同社は新たな案件を手掛けることにした。

(藤原秀行)

物流施設/不動産カテゴリの最新記事