5.2万㎡をキーエンスに、譲渡益234億円見込む
三菱自動車は12月23日、大阪府高槻市の物流拠点「高槻オートスクエア」の土地の一部5万2373㎡を同日付で売却したと発表した。
固定資産の有効活用と財務体質強化が狙い。売却の具体的な額や売却相手は開示していないが、2023年3月期の第3四半期(22年10~12月)に譲渡益として約234億円を計上する見通し。
関係筋によると、売却先はキーエンスとみられる。
高槻オートスクエアは完成した新車を工場からいったん集約した後、国内の販売店に搬送する拠点として運用。点検工場も併設している。売却後も三菱自動車は当面、土地を借りて拠点を運営し続ける見込み。
(藤原秀行)