まず車両過給機部門で活用、将来は全社一元管理に移行目指す
サプライチェーン上のリスク管理を支援するクラウドサービス「Resilire(レジリア)」を提供するスタートアップのResilireは4月15日、IHIが同サービスを採用したと発表した。
(Resilire提供)
IHIグループは多岐に渡る事業体を擁しており,グループ全体でのサプライチェーンに関する情報の一元管理や、リスク発生時の迅速な影響把握、さらに平時における潜在的なリスクの把握と予防対応に課題を抱えていた。
そのため、サプライチェーンの可視化を推進し、リスク発生時の適切な対応体制の構築や、平時におけるリスクの分析と予防対応を目的として「Resilire」を導入した。
同サービス導入でサプライヤー情報の一元管理、リスクのリアルタイム検知と影響範囲の迅速な特定、平時のリスク可視化が可能になると想定。車両過給機部門での活用を進めながら、全社での一元管理に移行していくことを想定している。
(藤原秀行)