knewit、ドライバーが納品情報をスマホで容易に確認可能なSaaSの提供を2月開始へ

knewit、ドライバーが納品情報をスマホで容易に確認可能なSaaSの提供を2月開始へ

5300万円の資金調達も発表、導入サポート支援強化など図る

スタートアップのknewit (ニューイット、東京都港区)は1月16日、荷主企業や運送会社向けに、ドライバーが納入する際に把握しておくべき情報を管理、スマートフォンで確認できるSaaSサービス「ニューイット」を2月にリリースすると発表した。

併せて、ベンチャーキャピタルのmint、MTG Ventures を引き受け先とする第三者割当増資と日本政策金融公庫からの融資を通じ、総額5300万円をシードラウンドで資金調達した。SaaSの導入支援体制の強化やエンジニア採用に充てる。


(左から)mint・田島氏、knewit・小川代表取締役、坂庭取締役、MTG Ventures・山本氏

ニューイットは「納品手順書」「運行指示書」「配車計画表」をクラウド上で荷主や運送事業者が共有、円滑な納品を後押しするのが特徴。

運び手から荷主の課題をデータで解決していくため、「ニューイット」に続けて今年の夏頃をめどに、管理系ツールをリリースする予定。荷主・運送会社向けに2年間で60事業所のサービス採用を目標としている。

納入カルテ作成を通じ、knewitがミッションに掲げている「住所の先を作る」を実行し、企業間物流で基盤の存在となることを目指す。

(藤原秀行)※写真はknewit提供

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