5日に初会合、アルコール検査導入など議論
国土交通省は3月1日、「海運分野の飲酒対策に関する検討会」の初会合を今月5日に開くと発表した。
船員の飲酒対策へ現状は義務化されていない業務前のアルコール検査を導入することなどを議論。複数回会合を開いた上で2019年中に意見を取りまとめ、法改正などを進める予定。
検討会は有識者や海事関連の業界団体幹部ら6人が参加。オブザーバーとして日本船主協会なども名を連ねている。航空やバス、タクシー、トラックなど他の交通分野の飲酒防止策を踏まえ、事業者の安全管理体制の在り方についても協議する。
(藤原秀行)