SWCCグループと大和ハウス、芙蓉総合リースが神奈川・相模原で物流施設メーンの複合施設開発へ

SWCCグループと大和ハウス、芙蓉総合リースが神奈川・相模原で物流施設メーンの複合施設開発へ

事業所敷地の一部を活用、26年7月竣工見込む

昭和電線ホールディングス、昭和電線ケーブルシステム(CS)、大和ハウス工業、芙蓉総合リースは3月31日、CSの相模原事業所(神奈川県相模原市)敷地の一部に、物流施設をメーンとした複合施設を建設する計画「南橋本4丁目プロジェクト」を進めることで合意したと発表した。

なお、昭和電線ホールディングスは4月1日付でCSと昭和電線ユニマック吸収合併し、社名を「SWCC」に変更した。


複合施設のイメージ図(プレスリリースより引用

プロジェクトは大和ハウスが提案・統括者となって進行。CSが相模原事業所敷地(11万5000㎡)のうち、南側道路に面した区画約3万3000㎡について芙蓉総合リースに借地権を設定した上で、芙蓉総合リースが施主となって複合施設を建設する。

建設予定地の引き渡しは2024年1月の予定。製造棟建屋の解体・撤去を経て着工し、竣工は26年7月を見込む。

複合施設は高さ約36m、地上5階建てで、建築面積約1万8000㎡、延床面積約8万㎡を予定。主に物流倉庫として、一部はSWCCグループも入居するインキュベーションセンターとしてそれぞれ開発する方向。託児所など、相模原事業所従業員や地域住民が利用可能なテナントに入居してもらうことも検討している。

複合施設の建設予定地は現在、CSの製造棟、グラウンドとして使用中。プロジェクトはSWCCグループが製造拠点・製造ラインの効率化・集約を進める中で、当該製造棟建屋を解体・撤去した跡地を有効活用することを目的にしている。

(藤原秀行)
 

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