佐川グローバルロジ、広島市で日本GLPの物流施設に入居し新拠点 「広島江波営業所」開設

佐川グローバルロジ、広島市で日本GLPの物流施設に入居し新拠点 「広島江波営業所」開設

2024年問題見据え、中継地で高度な物流サービス展開

SGホールディングスグループで3PL事業などを展開する佐川グローバルロジスティクス(SGL)は4月3日、広島市で新たな拠点「広島江波営業所」を4月1日に開設したと発表した。

日本GLPが開発した物流施設「GLP広島Ⅱ」に入居、約3074坪(約1万144㎡)を賃借している。


物流施設の外観


庫内の様子

江波営業所は広島県内で6カ所目の営業所。関西~九州の中間に位置する広島県に中継地として拠点を設け、トラックドライバーの長時間労働解消による負担軽減につなげるなど、物流業界の「2024年問題」への効果を見込む。

主要幹線道路が集中する立地で、最寄りICへのアクセスも約5分と交通利便性に強みを持つ。倉庫は非常用バックアップ電源を確保しており、停電時もフォークリフトの充電ができるほか、近隣にSGLの既存物流施設もあり、BCP対策としても利用できると見込む。

日本GLPが建物全体に対し、CASBEE(新築)認証、ZEB Ready認証、BELS認証の環境関連の認証取得を予定している。顧客の物流を環境やESGの観点からサポートすることが可能とみている。

【拠点概要】
名称:広島江波営業所
所在地:広島県広島市中区江波南2丁目15番26号
面積(当社借り入れ部分):倉庫 約3,074坪 事務所 約120坪
アクセス: 広島高速3号線「吉島IC」より5 分、山陽自動車道「五日市IC」または「廿日市IC」より30分、広島電鉄バス「江波南二丁目」バス停下車、徒歩5分

(藤原秀行)※いずれもSGL提供

物流施設/不動産カテゴリの最新記事