中国系OOCLと連携、モーダルシフト需要に対応
井本商運は4月21日、中国系の大手外航船社オリエント オーバーシーズ コンテナライン リミテッド(OOCL)と連携し、北九州港(ひびき)経由で富山港と阪神港(国際コンテナ戦略港湾)を結ぶ内航フィーダーサービスを5月に開始すると発表した。
2022年11月に開設した新潟港、秋田港向けサービス(日本海東航路)が、富山港に追加寄港する。既存サービス同様、利用者への良好なサービスの提供を最重要使命と位置付け、運航。モーダルシフト需要などに対応する。
併せて、持続可能な社会の実現に向けた低炭素輸送の推進、「2024年問題」に代表される国内輸送の働き方改革への対応・国内長距離輸送の効率化に向け、九州と東北・北陸間をはじめとした国内貨物のモーダルシフト輸送にも引き続き、積極的に取り組む方針。
【サービスの概要】
「富山港」初寄港予定日 2023年5月18日(木)
寄港地・ローテーション
神戸(金)~ひびき(土/日)~秋田(火)~新潟(水)~富山(木)~ひびき(土/日)~神戸(月)
(週1便)
※神戸~ひびき間は同社既存内航コンテナ船ネットワークを利用した速やかなトランシップサービスを実施する
投入本船
「さくら」(2016年8月建造 2,507G/T 3,850D/W 402TEU積載)
※既存投入船に変更なし
(藤原秀行)