クリアル、運用不動産物件に「スマート置き配」導入

クリアル、運用不動産物件に「スマート置き配」導入

オートロック付き賃貸集合住宅も対応可能

不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」を運営するクリアルは4月27日、運用する賃貸レジデンス(集合住宅)でライナフが展開している「スマート置き配」を導入すると発表した。

「スマート置き配」の採用で、オートロック付きのレジデンスでも届け先の居住者不在時に、玄関前などセキュリティエリア内で置き配を行えるようになる。

「スマート置き配」は、オートロック付きマンションでも、ライナフが独自に開発したスマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を駆使することにより、共用エントランスの鍵をデジタル化し、受け取り手があらかじめ指定した場所に配達員が荷物を届けられるようにするサービス。

配送パートナーごとに認証された配達員のみが入館できる上、「スマート置き配」のエントランスの解錠履歴は全て記録されるなど、セキュリティーに配慮している。

まずクリアルが運用する賃貸レジデンスのうち35棟への導入を決定。置き配対応のためのデバイス機器の設置を進めている。他の運用物件についても順次導入を検討していく予定。

クリアルは「スマート置き配」を導入することで、入居者の満足度向上を図り、物件の価値向上につなげると同時に、配送会社の再配達の減少、省エネルギーとCO2削減を推進する。


「スマート置き配」の仕組み

(藤原秀行)※いずれもライナフ提供

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