7月1日付、フォレスター氏は退任
米不動産サービス大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は5月9日、ジョン・フォレスターCEO(最高経営責任者)が6月30日いっぱいで取締役も含めて退任し、後任に社長兼COO(最高執行責任者)のミシェル・マッケイ氏が7月1日付で昇格する人事を公表した。
フォレスター氏は年内いっぱい、戦略アドバイザーとしてC&Wに在籍する。マッケイ氏は7月1日付で取締役となる。ブレット・ホワイト氏は引き続き取締役会長を務める。
フォレスター氏
マッケイ氏
現在プレジデントのアンドリュー・マクドナルド氏は全てのサービスラインと地域を統括するグローバルプレジデント兼COOとなる。
マクドナルド氏
マッケイ氏は2018年にC&Wの取締役会メンバーとして入社。20年からCOO、22年1月1日付で社長兼COOに昇格し、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域、グローバル・オキュパイヤー・サービス、C&Wサービスなど多くのサービスラインと地域を直接運営および管理監督する。
様々な上場・非上場企業で30年以上の豊富な経験を持つ事業不動産市場におけるエグゼクティブとして活躍。18~20年までのC&Wを含む3社の上場企業で取締役に就任。以前は不動産投資信託(REIT)運営会社のiStar(その後Safeholdと合併)の投資担当エグゼクティブ・バイスプレジデントおよび資本市場責任者を務めていた。
UBS(旧Paine Webber)、 JPモルガン・チェース、ハートフォード保険の投資部門HIMCOで指導的役割を果たし、資本配分と金融機関に関する重要な専門知識を有している。
(藤原秀行)