屋外も対応、建物間で荷物・資材・書類など取り扱い
ZMPは5月18日、宅配ロボット「DeliRo Truck(デリロ トラック)」を活用し、敷地内に点在する建物間で荷物の配送・書類を定時に自動配送するソリューションの受注を開始したと発表した。
工場や研究機関、教育機関、病院等、広い敷地を有する場所で、資材や書類の運搬は1つの建物内だけにとどまらず、敷地内に点在する建物間でも存在している。屋内外問わず走行可能な宅配ロボットのデリロトラックを荷物の配送・書類の定時配送に活用することで、省人化を実現する。
自動運転技術を応用した宅配ロボットDeliRo(デリロ)の“屋内外をシームレスに移動できる”“エレベーター連携可能”などの特徴に加え、デリロの宅配ボックスの代わりにオープンな荷台を設けることで様々な配送物を積載できるようにしたデリロトラックによる敷地内自動配送ソリューションを実現した。
デリロトラックは走行ルートの道路・路面に特別な工事などが不要のため導入がしやすいことが特徴の1つ。顧客の搬送ニーズに応じて、走行ルートや荷台を個別に設計する。
工場の敷地内を走行するデリロ
(藤原秀行)※いずれもZMP提供