西日本拠点を集約、オペレーション効率化図る
日本GLPは5月19日、大阪府八尾市で総延床面積1万5996㎡の物流施設「GLP八尾Ⅱ」が竣工したと発表した。
スポーツ用品の製造、販売、輸出入を手掛けるゼットのグループ企業で物流業務を担うザイロが専用施設として1棟借りすることが決まっている。
施設外観
「GLP八尾Ⅱ」は大阪外環状線に隣接し、大阪市内に加えて奈良や和歌山などの南近畿地域における重要な物流拠点に位置している。複数駅から徒歩圏内に立地し近隣に複合商業施設があるため、従業員にとっても利便性が高い立地とみている。
ザイロは西日本の物流拠点を「GLP八尾Ⅱ」に集約し、製品の保管・作業スペースを拡大して搬出入環境を改善、物流オペレーションの効率化と次世代DX卸ビジネスモデルの実現を図る。
大阪外環状線に隣接し、近畿自動車道の八尾ICから約5km、西名阪自動車道の藤井寺IC、第二阪奈道路の水走ICからそれぞれ約6.5km。
大型シーリングファン(1階)や空調設備(1~4階)を導入。休憩スペースを整備するなど、就労環境の向上を図っている。
施設鳥瞰
1階にあるゼットが取り扱っている商品のショーウィンドウ(いずれもプレスリリースより引用)
■施設概要
施 設 名:「GLP八尾Ⅱ」
所 在 地:大阪府八尾市郡川1丁目552番
敷地面積:7,763.19 ㎡
延床面積:15,996.97 ㎡
構 造:地上4階建て、耐震S造
着 工:2022年5月
竣 工:2023年4月
認証取得:CASBEE(新築)認証取得済み、ZEB認証(予定)
(藤原秀行)