井本商運、1000TEU型コンテナ船を内航フィーダー航路に3隻投入へ

井本商運、1000TEU型コンテナ船を内航フィーダー航路に3隻投入へ

第1号は京浜~苫小牧航路に投入

井本商運は5月26日、内航コンテナ輸送の強化とサービス向上のため、1000TEU(20フィート標準コンテナ換算)型コンテナ船3隻を既存航路へ投入すると発表した。

同社の運航船で現在国内最大の600TEU 型内航コンテナ船を上回り、内航コンテナ船で最大船型となる。近海コンテナ船と同等の積載量を備えている。

第1船(船名「きそ」)は、6月2日に神戸港で初入港セレモニーを実施。営業航海開始後は、現在600TEU型「なとり」が運航している京浜~苫小牧航路に投入し、仙台港への寄港も予定している。

1,000TEU型 内航コンテナ船「きそ」
総トン数    9,662G/T
全 長      141.90m
最大積載量   1,096TEU
竣工年月日   2023年5月10日(旭洋造船)

<初便スケジュール>
6月06日(火) 横浜港
6月09日(金) 苫小牧港
6月12日(月) 仙台港
6月13日(火) 横浜港


1000TEU型内航船「きそ」(プレスリリースより引用)

本船は旭洋造船が建造した外国船主の新造船を竣工引き渡し後に購入した。2船目以降の投入は、それぞれ2023年8月、2024年11月の就航を計画している。

(藤原秀行)

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