物流プラットフォームのハコベル、スペースマーケットとユーザー向け配送サービスで連携

物流プラットフォームのハコベル、スペースマーケットとユーザー向け配送サービスで連携

イベント会場の「置き配」「10分単位の時間指定」が可能に

ハコベルは6月22日、スペースマーケット(東京都渋谷区)が運営している、あらゆるスペースを貸し借りできるプラットフォーム「スペースマーケット」と連携すると発表した。

併せて、レンタルスペースへの荷物の搬送・配送を5%割り引くキャンペーンを開始いたしました。

ハコベルは2015年10月以降、荷物を送りたい人と軽貨物ドライバーとのマッチングサービス「ハコベル運送手配」を運営している。各運送会社の非稼働時間や個人ドライバーを有効活用することで、低価格で高品質な配送サービスを提供。今年6月現在、運送の協力会社は4万台を超えている。

新型コロナウイルス禍の揺り戻しでリアルイベントや行事への動きが加速する中、スペースマーケットでも20人以上の利用が増加しており、大人数での利用は今後さらに需要が増えると見込まれている。

その一方、大人数のイベント利用で事前に荷物を会場に送る際に「受取人の時間のミスにより受け取れなかっ た」「受け取り時間を細かく設定したいが午前か午後でしか選べない」といった課題があった。

「ハコベル運送配送手配」は置き配での対応が可能かつ、10分単位で受け取り時間を指定することができるため、荷物受け取りのハードルを下げ、より快適なスペース利用体験向上につなげられると見込む。

(藤原秀行)

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