目標設定、サプライチェーン全体でも抑制目指す
安田倉庫は6月28日、「安田倉庫グループCO2排出量削減目標」を設定したと発表した。
自らの直接排出分(Scope1)と電力などのエネルギー調達に伴う間接排出分(Scope2)の合計で2030年度までに22年度比で30%削減する方針を表明。他社による間接的排出分(Scope3)を含めたサプライチェーン全体で排出削減に取り組むことを打ち出した。
対象範囲は安田倉庫の国内拠点と国内関係会社のヤスダワークス、北海安田倉庫、安田運輸、芙蓉エアカーゴ、日本ビジネス ロジスティクス、安田メディカルロジスティクス、ワイズ・プラスワン、大西運輸、オオニシ機工、南信貨物自動車、パワード・エル・コム、城南運送、ルピナ車輌サービス、安田エステートサービスの14社。
(プレスリリースより引用)
CO₂排出量削減目標の設定に伴い、地球温暖化による気温上昇で企業価値にどのような影響が生じるかといった点を分析し、財務情報として開示するよう企業に求めているTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に基づく気候変動情報開示のうち、「指標と目標」の内容を更新した。
(藤原秀行)