国際輸送で景気後退懸念など響く
SGホールディングスは7月28日、2024年3月期の連結業績予想を修正した。
営業利益は従来公表の1055億円を1000億円、経常利益は1065億円を1010億円に、当期純利益を715億円から680億円にそれぞれ下方修正した。
売上高は1兆3800億円のままで据え置いた。
デリバリー事業は予想を維持したが、ロジスティクス事業は国際輸送で世界的な金融引き締めなどを背景とした景気後退懸念が出ていることや、米国の消費者のマインドが停滞していることなどが響き、海上・航空貨物需要の回復が限定的なことを予想に反映させた。
(藤原秀行)