ドラッグストアなど向け3PL展開、旗艦施設として事業拡大へ
SBSホールディングス傘下で3PL事業などを手掛けるSBSロジコムは4月4日、大阪市の臨海地域で新たな拠点「南港物流センター」が完成したと発表した。
地上4階建て、延べ床面積1万8540坪(約6万1300平方メートル)で同社としては最大規模の拠点。関西圏では初の自社開発物件となる。大和ハウス工業が設計・施工を担当した。
「南港物流センター」の外観(SBSロジコムリリースより引用)
ドラッグストアなど複数の荷主の3PL業務を展開する。16年2月に稼働した横浜市の「新杉田物流センター」に続いて定温・定湿の大型倉庫(750坪、約2500平方メートル)を備えており、ワインなど微妙な温度管理を要する商品の取り扱いにも対応できるのが強み。
同社は新拠点を関西圏での3PL事業拡大に向けた旗艦施設として運営していく構えだ。
(藤原秀行)