Jリートの産業ファンド、千葉・習志野で拓洋入居の物流施設を25年9月に取得へ

Jリートの産業ファンド、千葉・習志野で拓洋入居の物流施設を25年9月に取得へ

再開発の鹿島リースから51億円超、収益性高める狙い

Jリートの産業ファンド投資法人の資産運用を担うKJRマネジメントは8月30日、千葉県習志野市で2025年2月に完成予定の物流施設「IIF習志野ロジスティクスセンターⅠ」を同年9月1日付で取得すると発表した。

取得予定額は51億2600万円。物流施設は完成後、埼玉を地盤とする物流企業の拓洋が自社物流拠点として利用する計画。

新施設は、産業ファンド投資法人が保有している底地(用地)の上で、現在の建物を保有している鹿島リースが取り壊して建て替えた上で、完成後に同投資法人が取得する。建て替えにより物流施設の収益性を高めるのが狙い。

再開発する物流施設は地上3階建て、延床面積は2万7614㎡を想定している。


再開発後の物流施設外観イメージ(KJRマネジメント資料より引用)

(藤原秀行)

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